キャッスル大阪 ザ・タワー -真田丸と管理組合-

終わっちゃいましたね・・・・真田丸

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NHKさん。もちろん総集編も見ますが、キャスト総出演で「絶対に笑ってはいけない大阪城」をやってくれませんか。

さて、相変わらず人気ドラマに便乗するわけですが・・・
このブログと真田丸をご覧の皆様であれば、もうお気づきですよね。
・・・終盤の大阪城は、管理組合そのものだということに。

大阪城  徳川勢との対立という難題に直面
管理組合 管理費滞納・大規模修繕・民泊・・・という難題に直面

大阪城  秀頼や大野治長木村重成ら重臣だけでは解決が難しい
管理組合 理事長や理事会だけでは解決が難しい

大阪城  外部から戦の専門家を招き入れる
管理組合 外部からマンション管理の専門家を招き入れる

大阪城  専門家同士(信繁vs又兵衛vs勝永・・・)が対立
管理組合 専門家同士(弁護士vsマンション管理士vs管理会社・・・)が対立

大阪城  専門家を信頼しようとする秀頼と、専門家を疑う重臣
管理組合 専門家を信頼しようとする理事長と、専門家を疑う理事

大阪城  茶々や大蔵卿局が秀頼に「もう戦には関わらないで」と哀願
管理組合 ご家族が理事長に「もうマンション管理には関わらないで」と哀願

大阪城  専門家が徳川勢を撃破しそうになったところで秀頼出馬せず
管理組合 専門家が問題を解決しそうになったところで理事長物件売却

しかし、決して誰も悪くないのです(大蔵卿局は除く)。
大阪城でも管理組合でも、皆が自分なりに必死に考えて、豊臣家や管理組合や家族を守ろうとしています(大蔵卿局を含む)。そして、それぞれに重要な事情があるのです。
立場も知識も経験もまるで異なるのですから、意見がピッタリと合わなくて当然です。

大切なのは、こうした対立を受け止めて、相手を尊重し、時には自身の信念を少し曲げながらでも、あきらめずに進んでいくということです。
そう、望みを捨てぬ者だけに道は開けるのです(これを書きたかった。)。

大阪城も、信繁達を起用しなければあれほどまでに戦えなかったことでしょう。
管理組合の皆様にも、「管理に行き詰った」と思ったならば、まずはお気軽に外部の専門家にご相談することをお勧めします。マンション内に居座ったり秘密を間者に漏らしたりはしませんのでご安心を。

それではおのおの、ぬかりなく(これも書きたかった。)。