管理組合
前回記事にて大事なことを書き忘れていました(先ほど、しれっと加筆しておきました。)。マンション管理新聞によると、本件高裁判決について「双方ともに上告する考え」であるようです。 では、双方当事者は、最高裁においてどのような主張を展開するのでし…
マンション管理新聞2023年6月5日付1238号に、ある裁判例(東京高裁令和5年5月17日判決・「本件高裁判決」)が掲載されていました。その1年弱前の同新聞2022年8月15日付1212号には、その原審(東京地裁令和4年7月20日判決・「本件地裁判決」)が掲載されてお…
先ほど、私が事務所近所で黒胡麻担担麺をヒンナヒンナしてポロシャツにシミをつけている間に、39県の緊急事態宣言が解除される旨の会見が開かれたようです。とはいえまだまだ油断はできませんし、管理組合からの新型コロナに関するご相談も途切れておりませ…
この件について、顧問先管理組合を中心に多くのご相談を受けています。特に、先般当ブログでもご紹介した「理事会決議による総会延期」に関し、「そのための理事会を開くことも躊躇している」というご相談です。普段は、顧問先に提供した助言をすぐにブログ…
新型コロナ、ちょっとシャレにならない状況になってきました。私は感染症に関しては全く詳しくありませんので、家に閉じ込められている間は、子らの相手とスプラトゥーンと仕事の隙間時間に粛々とマンション管理について考えておこうと思います。とはいえ、…
2020年3月17日、文末に追記 新型コロナ感染防止のために様々なイベントが中止・延期を余儀なくされていますが、東京地裁は今のところ通常運転です。法廷の人口密度は然程高くないものの、弁準の会議室や待合室でゴホゴホしている方がおられると不安になりま…
皆様、ちゃんと予習はしましたか? この件について、最高裁判決が出ました。概ね、私の予習(予想)どおりであり一安心です(原審の判断が覆りそうであることは「最高裁が弁論を開いた」ことで大体予想できますが、理由づけも大きく外していなかったと思いま…
3月5日に予定されている高圧一括受電方式に係る最高裁判決の予習の最終回です(これまでの3回は以下のとおり。)。 本件において最高裁は原告に対して「総会決議や使用細則が被告らの「解約義務」を基礎づけることについて区分所有法上の根拠」について補充…
3月5日に予定されている高圧一括受電方式に係る最高裁判決の予習を続けます(これまでの2回は以下のとおり。)。 前回記事でご紹介した横浜地裁判決は、高圧一括受電方式導入の総会決議に違反した区分所有者に対する59条競売を認容したものです。本件も、こ…
前回の記事でご紹介したとおり、管理組合の総会における高圧一括受電方式導入決議に従わず従来の電力供給契約の解約手続を行わなかった者に対し、一部の区分所有者が損害賠償請求訴訟を提起した、という事例に係る最高裁判決が3月5日に予定されています。 mo…
最近発行されたマンション管理新聞第1096号にこんな記事が載っていました。「3月5日に判決 最高裁第三小法廷 「解約義務」の有無争点 2/5弁論」「高圧一括受電導入決議も反対者が契約解約を拒否」同新聞第1086号及び1094号にもこの件の詳細が掲載されていま…
本日発売の住宅新報(平成30年2月27日、第3555号)の「ひと」欄で紹介していただきました。 (住宅新報さんのお許しをいただき転載しています。)web版の記事はこちら(有料会員限定記事です。)。 www.jutaku-s.com 人柄の良さが滲み出てしまっていることは…
当時は激しく興奮したせいか「すぐに詳細な解説ブログを書くんだ!」と固く決意したわけですが、人の興奮や決意なんて簡単に冷めて揺らぐもので、あれから2か月近くも経ってしまいました。momoo-law.hatenadiary.jp 結論については既に多くのメディアで取り…
唐突ですが皆様、管理組合の理事会で理事長を解任したことはありますか?もちろん仕事上のことですが、今まで食べたパンの数というほどではないものの、私は結構あります。そんな私、実は今日まで気が気ではありませんでした。 時はやや遡り平成26年、私の妻…
民泊新法(住宅宿泊事業法)の施行日が、平成30年6月15日に決まったようです。 www.mlit.go.jp しかし、同年3月15日から民泊事業者による届出の受付が開始されますので、管理組合が「届出段階で民泊を排除したい」のであれば、同日までに手を打っておく必要…
※10月1日(公開は9月30日):「2 2つのルート」以下の部分を修正しました。※10月2日:マンションタイムズ(10月1日号№388)を参考に、文末に加筆しました。 民泊新法と管理組合について、これまで以下の2回 momoo-law.hatenadiary.jpmomoo-law.hatenadiary.…
9月10日に世田谷区マンション交流会(世田谷区都市整備政策部住宅課共催)によるパネルディスカッションが開催され、NPO日本住宅管理組合協議会の川上湛永氏と著名なマンション管理士である丸山肇氏、そして僭越ながら私がパネリストを務め、それぞれ20分ず…
武井咲が結婚しようともマンションで暮らしていかなければなりませんので、民泊新法の検討を続けますよ・・・。民泊新法と管理組合に関する前回記事でも触れたように、 momoo-law.hatenadiary.jp 8月29日に国交省が民泊新法対応の標準管理規約改正版を発表し…
今更ながら、今年6月に住宅宿泊事業法(といちいち書くのは面倒なので「民泊新法」といいます。)が成立しました。施行は(早ければ)平成30年1月と予定されています。立場上何かブログに書かなきゃなぁ・・・と思いながら何か月も経ってしまい、その間に多…
momoo-law.hatenadiary.jp momoo-law.hatenadiary.jp この2回に亘って「多くの管理組合においては、いわゆる第三者管理を採用するよりも、外部専門家を顧問等のアドバイザーとして起用し、委託先管理会社による業務の適正化を図った方が安全かつ合理的」とい…
前回(AKBに学ぶマンション管理組合運営 -私のことは嫌いでも(以下略- - 弁護士・マンション管理士 桃尾俊明のブログ)の最後にお約束しましたので、硬派なブログに戻ります。第三者管理について考えた前編の続きです。 2.外部専門家(業者)側の事情前編…
今年もAKB総選挙が開かれましたので、いつもの便乗記事を書いてみます。 1.私のことは嫌いでも、管理組合のことは嫌いにならないでください!この言葉を聞いて、前田あっちゃんというコは理事長経験者なのかと思いました。管理組合理事会というグループに…
前回記事とタイトルがかぶってしまいました。自分の構成力のなさが恥ずかしいです。そして今回も「10」にできる自信がありません。 マンション管理に関心のある方は「第三者管理」という言葉を聞いたことがあると思います。(似た言葉に「第三管理組合」があ…
のうち、ここでは2つしか書きませんし、そのうちの1つの大部分は別の機会に書きますし、そもそも私は10も思いついていませんので、初めにお詫びしておきます(なお、お察しのとおり、人のセックスも人の住む街も笑うな - 弁護士・マンション管理士 桃尾俊明…
最近この記事を見つけていただいた方へ 本記事は2017年4月に公開したものです。大切なことは後半にまとめておきましたので、是非最後までお読みください。 本日、こんなブログを読みました。面白いのでまずは皆様もご一読ください。 www.gentosha.jp ・・・…
大変ご無沙汰しております。前回記事から3か月も空いてしまいました。 この間も、ブログで書いてみようと思ったテーマをいくつか見つけていました。先日閣議決定された民泊新法、第三者管理、標準管理規約のコミュニティ条項に関する梶浦弁護士の書籍、日弁…
終わっちゃいましたね・・・・真田丸。 www.nhk.or.jp NHKさん。もちろん総集編も見ますが、キャスト総出演で「絶対に笑ってはいけない大阪城」をやってくれませんか。 さて、相変わらず人気ドラマに便乗するわけですが・・・このブログと真田丸をご覧の皆様…
www.tbs.co.jp すみません。見ていないせいもあって雑なタイトルとなってしまいました。いや、ガッキーはもちろんカワイイですよ。ただ、私は常々「リーガルハイの続編を作るなら多部未華子でお願いしたい」と思っているもので・・・。 さて、こんな記事を目…
シン・ゴジラはいいぞ。 www.shin-godzilla.jp 石原さとみ(の英語)に関しては色々議論があるようですが、あれはあれで良かったのだと私は思っています。彼女のおかげで一呼吸入れられたといいますか。同じ人物設定でより上手に英語を話せる女優だと誰が適…